【新型コロナ関連】浜松市のPayPay(ペイペイ)連携キャンペーンの内容と事業者がやっておきたいこと

浜松市は新型コロナウイルス感染症の影響で売上が減少している事業者を支援するために7月1日から7月31日まで「がんばれ浜松!対象のお店で最大30%戻ってくるキャンペーン」を実施します。キャンペーンの概要や、事業者がキャンペーンを活用して売上を増やすためにやっておきたいことを解説します。

※PayPay未導入の事業者向け ネット申込みはこちら

スポンサーリンク

「がんばれ浜松!対象のお店で最大30%戻ってくるキャンペーン」とは?

浜松市内の対象店舗でPayPayで支払いをすると、

  • 支払い額の30%のPayPayボーナスポイントが付与される
  • 付与上限は1回あたり1,000円相当、1ヶ月あたり5,000円相当

というキャンペーンです。還元分を浜松市が負担することで、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける市内の事業者を支援するものです。

6月4日に発表されたキャンペーンの概要は次の通りです。

内容

浜松市内の対象店舗でPayPayを使って支払い(※)をすると30%のPayPayボーナスポイントを付与。上限は、1回あたり1,000円相当、1ヶ月あたり5,000円相当。

※キャンペーンの対象となる支払い方法は、PayPay残高、ヤフーカード、PayPay後払い(一括のみ)。

期間 2020年7月1日~7月31日
対象店舗

浜松市とPayPayが対象店舗として指定した飲食、サービス、小売業の中規模・小規模加盟店 ※6月1日時点で約3,000店舗

  • 飲食(飲食店、喫茶店、ファストフード、居酒屋など)
  • サービス(整体・接骨院、理美容院、リラクゼーションサロンなど)
  • 小売(食料品、スーパー、書籍、文具、アパレル、靴、かばん、雑貨、ホームセンター、花・植木、スポーツ用品、電気店、CD・DVD 酒類、リカーショップ、ベビー用品、玩具)
総事業費 5億円

5月15日の発表と、キャンペーン内容(ポイント付与上限、100回に1回無料)と期間などが変更されています。

ポイント付与上限の考え方

1回あたりのポイント付与は次のようなイメージです。

  • 飲食店のランチ1,500円×還元率30% = 450円 < 1,000円 付与されるポイントは450円分相当
  • 美容室のカット5,000円×還元率30% = 1,500円 > 1,000円 付与されるポイントは1,000円相当

そして7月1日~31日の付与の合計が5,000円相当になると、本キャンペーンではそれ以上還元されなくなります。1人あたり16,667円の買い物までが本キャンペーンのポイント付与対象になります。

中規模・小規模店舗とは?

浜松市の令和2年度5月追加補正予算案の資料(23ページ)によると、大規模店舗は「市内に10店舗以上展開する店舗や全国展開するチェーン店等」とされています。つまり、それ以外の店舗が中規模・小規模店舗に該当し、大手の飲食チェーン店、コンビニ、ドラッグストア(杏林堂さんなど)とは競合しないと思われます。

浜松市とPayPayからの公式発表はこちら

スポンサーリンク

事業者がやっておきたいこと

浜松市のPayPayキャンペーンを活用して売上を増やすために、個々の事業者が今からやっておきたいことを解説します。

PayPayを導入している場合

PayPayマイストアを活用する

既にPayPayを導入している場合は、PayPayマイストア(無料)にお店の情報を登録してください。PayPayマイストアは、PayPay for Businessから登録・編集ができます。

PayPayマイストアを活用すると、PayPayアプリ上でお店の情報が目立ちやすくなります。浜松市のキャンペーンがはじまったときに来店のきっかけになるかもしれません。

また、PayPayには利用者がお店をフォローする機能があります。お店側がPayPayマイストアの「お知らせ」を更新すると、フォローしてくれた人に最新情報を伝えることができます。

キャンペーンでお店を利用してくれた人と継続的に接点を持てるようにPayPayのフォローを促すポップなどを用意してもいいかもしれません。もちろん、今あるポイントカードやLINE公式アカウントへの登録を促すことも大切です。

PayPayマイストアでできることの詳細はこちら

付与率に合わせた商品やサービスを用意できないか検討する

「がんばれ浜松!対象のお店で最大30%戻ってくるキャンペーン」のPayPayボーナス付与率は30%、1回あたりの上限は1,000円相当です。つまり、お客様は3,334円の買い物のときに付与ポイントが最大になります(3,334円×30%=1,000円)。

そこで、本体価格が3,334円の商品やサービスを用意できないか検討してみてください。例えば、飲食店ならコース料理やテイクアウトのセット、酒店なら酒類とつまみを組み合わせた家飲みセット、美容室ならヘッドスパなどのオプション系のメニューなどです。

浜松市のPayPayキャンペーンの認知度はかなり高まると予想されます。付与上限の1,000円相当に合わせた商品やサービスがあるとお客様に強い訴求ができます。

PayPayを導入していない場合

PayPay導入を検討している店舗用

浜松市のキャンペーンの恩恵を受けるにはPayPayを導入している必要があります。導入には最短で1週間程度かかります。オペレーションに慣れる時間も必要です。浜松市のキャンペーンを機会に導入を検討する事業者は早く準備をしてください。導入にあたり費用はかかりません。

PayPayを導入したら、上の「PayPayを導入している場合」と同じようにPayPayマイストアを活用してください。

なお、PayPay導入の申込みはインターネットから今すぐできます。書類の郵送などは必要ありません。

PayPay導入の申込みはこちら

スポンサーリンク

PayPay関連の補足情報

浜松市にはどのくらいPayPay登録者がいるのか?

浜松市の登録者数は発表されていないためわかりません。公開されている数字からざっくり計算すると浜松市のPayPay登録者は約17万人です。計算方法は、PayPay登録者数の2,800万人(※)×(浜松市の人口÷日本の人口)です。

※2020年4月30日のプレスリリースより

【6月1日~開始】テイクアウトの事前注文 PayPayピックアップ

6月1日より、PayPayピックアップという飲食店のテイクアウト商品を事前に注文・決済できる新サービスが開始されます。

概要は下記の通りです。

サービス開始時期 6月1日~
費用
  • 2020年6月~8月は、利用料:4.0%(1取引あたり)、プラットフォーム利用料0円
  • 2020年9月移行は、利用料8.0%(1取引あたり)、プラットフォーム利用料480円(1店舗あたり・月額)
※PayPayピックアップは無料ではありません。
利用者のメリット
  • 電話やLINEで注文する煩わしさがない
  • サイズやトッピングもPayPayアプリから指定できる
  • 滞在時間や他のお客様との接触を最小限にできる
飲食店のメリット
  • 注文受付に伴うオペレーションが楽になる
  • これまで接点がなかった新規のお客様の利用確率が高まる
  • 注文時に決済されるのでNo Showリスクがない

利用料率をどう解釈するかはお店によって異なると思いますが、さらにテイクアウトに力を入れていきたい飲食店は検討する価値があると思います。

【7月1日~変更】ジャパンネット銀行なら翌日入金

これまで現金のご商売をしていたお店がキャッシュレス決済で心配になるのは資金繰り。お客様がPayPayで支払った売上金は、入金先がジャパンネット銀行なら翌日入金されます。入金手数料もかかりません。ジャパンネット銀行はPayPayと同じZホールディングスのグループだからです。

その他の金融機関は、早くて2~4日後になります。また、浜松市のキャンペーンが始まる7月1日からは入金手数料もかかります。資金繰りの面や手数料が気になるときはこちらも検討してください。

ジャパンネット銀行の事業用口座の開設はこちら

PayPayの入金サイクルについての案内はこちら

※ジャパンネット銀行ではペイペイの加盟店などを対象にビジネスローンも扱っています。資金需要がある場合でも、こちらのビジネスローンの利用はおすすめしません。日本政策金融公庫や民間金融機関の実質無利子・無担保融資の方が条件がずっと良いからです。

スポンサーリンク